導入事例紹介

 

 

本日は、『WinActor』を導入した日東通信機株式会社の、代表取締役社長 横山 隆弘様、購買部 坂田様に、導入までの経緯や、導入するにあたってのお話を伺いました。

聞き手:インターネットウェア株式会社 RPAビジネス部 德留 夢摘
インタビュー日:2020年11月6日

― WinActor をどこで知りましたか?
インターネットウェア社に、取り扱い製品としてご紹介いただきました。
単純作業の自動化を実現できる「RPA」自体は知っていましたが、具体的な検討には至っていない状況だったこともあり、ご紹介頂いたWinActorに非常に興味を持ちました。
― WinActor を導入しようと考えた決め手を教えてください。(背景と課題)
弊社では古いシステムを長年使用していたため、人の手で行わなければいけない作業が多くありました。その中でも特に入力するだけ、といった単純作業を減らしていきたいと感じていた折に、インターネットウェア社よりWinActorをご紹介いただきました。
WinActorは作業手順書をもとにしてシナリオ作成が可能なRPAツールであるため、非常に弊社向きであると感じました。
特に製造業では作業手順書を作成しているケースが多いため利用価値が高いと思い、社内で検討を行った結果、WinActorを導入するに至りました。
― WinActorをどんな業務に使用していますか?また、改善された点を教えてください。
各仕入先への納期の回答依頼や、その回答の基幹システムへの情報入力作業に利用しています。
以前は、基幹システムより必要なデータを抽出した後、エクセルで所定フォーマットを作成し、仕入先へのメールを配信して納期の回答を頂いていました。回答を入手後、今度は基幹システムへ入力をするのですが、仕入れ先は数百社にのぼります。
これらをすべて手作業で行っていましたが、WinActorを導入し、メール配信と基幹システムへの情報入力処理を自動化することによって、1か月あたり約10%(16時間)の作業時間削減を実現することができました。
WinActorが単純作業を代行することにより、担当者は別の作業に従事することができ、時間の有効活用、新規作業への注力も可能になりました。また、人間が操作をしなくて済むため、メール配信先・入力ミスの撲滅にもつながりました。

― WinActor の導入のしやすさ、利用した感想について教えてください。
自動化したい業務について作成してある作業手順書に沿ってフロー形式で設定や作成することができ、プログラミング知識がそれほど無くても作成が可能です。非常に扱いやすく、導入しやすいと感じました。
また、導入から2か月程度の短期間で運用を開始出来たことも、大きなポイントだと思います。まだまだ手作業の業務があるので、今後もWinActorを有効活用していきたいです。
― WinActor を導入するにあたって苦労した点はありますか?
自動化した作業の中で外部のWEBサイトにアクセスを行い、必要な情報をダウンロードしています。しかし、WEBサイト側に修正が発生しHTML等の記述に変更があった場合に、シナリオ通りのアクセスや処理ができなくなり修正が必要になってしまうことに苦労しました。
― WinActor への要望と今後の展開があれば教えて下さい。
製造業で効果がありそうな汎用ツールや、有効なライブラリなどがありましたら、ご紹介頂ければと思います。
― 代表取締役社長 横山 隆弘様、購買部 坂田様、インタビューへのご協力、ありがとうございました。
 
会社情報

日東通信機株式会社

創立
1952年(昭和27年)
代表者
代表取締役 横山 隆弘
資本金
5,000万円
従業員数
114名
本社所在地
東京都世田谷区上用賀五丁目12番11号
ウェブサイト
https://www.nittotsushinki.co.jp/

※2020年11月時点

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